ホワイトニング
ホワイトニングについて
白く輝く美しい歯並びは、誰もが魅力に思うものです。清潔感に溢れ、若々しさが口元からこぼれます。
歯のくすみは、タバコやワインなどの色素の付着で起こります。歯のくすみが気になる方は、ホワイトニングをお勧めします。患者さまのニーズや状況に合わせ、さまざまなホワイトニング方法があります。
ホワイトニングとは?
ホワイトニングとは、歯の表面にあるエナメル質に漂泊作用のあるホワイトニング剤を塗布し、色素を分解する美白方法です。
歯を削ることなく歯を白くできるため、歯への負担が軽く安全性も高い歯科医療です。まれに一時的な知覚過敏が起こることがありますが、その際にはホワイトニング剤の使用を一時中止することで改善します。
当院で扱うホワイトニングの種類
当院では、3つのホワイトニング方法を用意しています。
- 当院でスタッフが行うオフィスホワイトニング
- 自宅で患者さま自身が行うホームホワイトニング
- オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するデュアルホワイトニング
患者さまのライフスタイルや目的に合わせて選んでください。
オフィスホワイトニング
院内で行う、歯科衛生士によるホワイトニング。ホームホワイトニングのように1ヶ月かけて徐々に白くしていくのではなく、即日で歯の白さを実感できます。時間をかけずに白い歯を求める方には、最適なホワイトニング方法です。
歯の色をさらに白くしたい、明るく輝かせたいという方には、ホームホワイトニングの併用をお勧めしています。
【Tionホワイトニング】
歯のクリーニングを行った後、ホワイトニング剤を歯の表面に塗布し、専用の機器で歯を白くします。Tionホワイトニングにかかる時間は60分程度です。
ホワイトニングの注意点
- ホワイトニング直後は、色素の沈着が顕著になるとの報告が出ています。
- ホワイトニング後1週間程度はカレー、コーヒー、ワイン、タバコなど着色物質を含む食品をできるだけ避けてください。
- ホワイトニング処置後に、歯がしみる場合があります。
- ホームホワイトニング中に不快感が出た場合は一度中断し、当院までご相談ください。
- ホワイトニングの薬剤に対して、アレルギー反応や口腔粘膜に異常が起こった場合は、直ちに使用を中止してください。
ホームホワイトニング
院内で行う、歯科衛生士によるホワイトニング。ホームホワイトニングのように1ヶ月かけて徐々に白くしていくのではなく、即日で歯の白さを実感できます。時間をかけずに白い歯を求める方には、最適なホワイトニング方法です。
- ホワイトニングの効果には個人差があります。
- 2週間で効果が薄い場合は、約1ヶ月まで延長可能です。
- 歯の色の白さ、明るさの持続は個人差があります。
- 半年~1年ごとにホワイトニングを行うと歯の白さを維持できます。
また、ホワイトニング後に自宅でできるセルフケアとして、歯磨きペースト『White』をお勧めしています。
【歯磨きペースト『White』】
着色汚れを浮かせる「弱アルカリ性」のペースト、着色汚れをやさしく落とす「Lime粒子®(清掃剤)」、タバコのヤニを落とす「ポリエチレングリコール(PEG)400」の3つの力で歯を白くします。またフッ素950ppmにより、むし歯の発生と進行を予防します。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。ホワイトニングの中では最も短期間で効果的に歯を白くできます。
オフィスホワイトニングを行った後に、ホームホワイトニングで歯の白さを定着させます。より白く、より長く、より美しくワンランク上の白さを求める方にお勧めです。
※色の白さの度合いは個人差があります。
ハリウッドホワイトニンッグ
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがセットになった手軽に行えるホワイトニングをご用意しました。
- 知覚過敏が出にくい
- ホームホワイトニングがセットになっていて、すぐにご自宅でホワイトニングが可能
- 施術時間(照射時間)が20分と短い
ホワイトニングを初めて受けられる方や、知覚過敏の方、手軽にホワイトニングを受けたい方、色々なホワイトニングを試してみたい方にお勧めです。
自由診療の一般的なリスクと副作用
2018年に改正された厚生労働省の医療広告ガイドラインでは、自由診療(自費診療)に関わるリスクや副作用を患者さまに提供することが求められています。インプラント、ホワイトニングや一部の詰め物・被せ物などです。各治療や施術には大きなメリットがあることを理解しつつ、全ての医療と同様に歯科治療にも潜在的なリスクや副作用があることをご理解いただくことが重要です。検討される方は、担当医師にご相談ください。
※全てのリスクや副作用が起きるわけではございません。
ホワイトニングにおけるリスクと副作用
- ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
- 色の白さの度合いには個人差があります。
- ホワイトニング後、一定期間、色素の沈着が顕著になるとの報告も出ています。
- ホワイトニング後、24時間は、着色物質(カレー、コーヒー、ワイン、タバコなど)の摂取を控えてください。ホームホワイトニング施術期間中も着色物質(カレー、コーヒー、ワイン、タバコなど)の摂取を控えてください。
- ホワイトニング処置中や処置後に、痛みや知覚過敏の症状が生じる場合があります。
- ホワイトニングの薬剤に対してアレルギーのある方は、薬剤で口腔粘膜に異常が起る場合もございます。その際は、直ちに使用を中止してください。
- ホームホワイトニングはご自分で行うため、どのような仕上がりになるか予想がつきにくく、歯の白さの調整が難しいです。
- ホームホワイトニングでの器具の使用方法や薬剤量など正しく守れて使用できているかご自身での判断が難しい場合は、専門衛生士又は歯科医師に相談ください。
- 詰め物や被せ物が多い方は、自分の歯との色の差が目立つようになってしまうことがあります。その部分も色を揃えることは可能ですが、時間と費用が必要です。
- 入れ歯や差し歯などの人工の歯を白くすることはできません。
- 歯にヒビが入っているとホワイトニング剤の影響により歯髄にダメージを与える可能性があります。
- ホワイトニングは、冠を装着している歯は対象外となります。
- 抗生物質の影響で歯の変色が強い方は、ホワイトニングの効果が出にくい場合があります。
- 「無カタラーゼ症」の方は、ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がないため、ホワイトニングはできません。
- ホワイトニングでの使用薬剤の影響があるため、妊娠中や授乳中の方は控えてください。